これは焼く前
こちらは正月の来客に備えて作ったものの一つなんですが、
去年フランスの
ブルターニュに住む友人宅にお邪魔した時に
そこのマダムが作ってくれたもの。
彼女は本当にお料理が上手で、2泊してどのお料理もレシピ
をききたいほど美味しくて、一般のフランス人の家庭料理を頂けて
本当にいい勉強になりました。
この
フォンダンショコラは最後の日に出してくれたもので、
暖かいうちに食べるととろ~りと中からチョコレートが流れ出して
幸せいっぱいになれるケーキ。上から
塩バターキャラメルのソース
をたら~りかけて、甘くてしょっぱい共演です。
日本だったらシンプルに生クリームなんだろうけどねぇ。。。
このレシピの凄いところはケーキなのに生地をいつ作ってもいい
ということ。つまり焼くのは食べる10分前と決まっているのですが、
来客の1日前でも数時間前でもちゃんと焼けるんです!!
実際今回食べる一日前に作り置きしましたから間違いないです。
すごいでしょ~!?というか便利ですよね。
来客前って本当に忙しいし、ケーキなんてのん気に焼いてられない!
という事多いと思うので、これはすごくお助かりレシピですよ!
ブルターニュで友人のママンが作ってくれたもの。美味しそうでしょ~♪
☆
材料チョコレート 100g(ビター70%、65%とナッツが練りこまれているものの三種使用)
無塩バター 100g
全卵 2個 + 黄味 1個
砂糖 60g
薄力粉 30g
生地に沈めるチョコ 板チョコ1枚くらい
☆
作り方1 チョコを砕いてバターも細かく切っておく。同じボウルに入れて湯煎にして溶かす。
2 卵と砂糖をボウルに入れ、白っぽく、ふわふわになるまで混ぜ合わせる。
3 薄力粉を2に加える。さっくりと混ぜる。
4 チョコとバター液を3に加える。
5 型に流しいれる。分量外の厚めに割ったチョコレートを生地に沈める。
6 食べる10分前に200℃に予熱しておいたオーブンで10分焼く。
出来上がり!
とろ~っとしてるの分かります?
自分で作ってみて
ポイントは…
☆生地に沈めるチョコは板チョコなら3カケ分くらいを重ねて沈める事。
厚みが無いと解けてしまいただのガトーショコラになってしまいます。
☆チョコレートはとにかく美味しいものを!1種類でももちろんOK。
今回はヴァローナ(フェーヴ)のチョコレートを使用しました。
美味しいチョコだと全然風味が違います。ビター多めが私は好みです。
ナッツが練りこまれているものはコート・ドールのもの(緑パッケージ)
☆作り置きするときは出来れば型に流してから冷蔵庫保管の方がいいかもしれません。
我が家の場合冷蔵庫に型ごと入れるスペースがなかったので作った時の
ボウルに入れて保管しましたが(特に出来上がりに問題はない)、
そうすると写真のように生地が固まってチョコムースのようになってしまって、
流し辛かったです。
☆ブルターニュでは暖かい塩バターキャラメル・ソースで頂きました!
なんともブルターニュらしいでしょ?私はキャラメルと生クリームを
付け合せにしました。
☆型から外す時は柔らかいので気をつけてください。荒熱がとれた頃が一番おいしいです。