L'epice de la vie

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南仏コートダジュール・グラースにて調香体験

2007/09/28(Fri) 22:25
グラース行き 珍道中!
(かなり長いので読み流してください)

ヴァンスからバスにも無事乗れて、おしゃべり好き、(英語、スペイン語が出来るらしい)日本人好き、アラブ系フランス人運転手マット(40代)とおしゃべりしながらさらに山を登って行きます…
って、なんで山登るの?!とかなり不安そうにしてると
「大丈夫!ちゃんとグラースに連れて行ってあげるから!」
とか言うし、
「スクール・バスを兼ねてるから」
と言って度々15分から30分停車して、運転手はその辺でゴルフの空振り練習してるし…
あああああああああああ…
フツーのバスじゃないなら先に言ってよ!!間に合わないよ~!!
といらいらする日本人のSPICE。
そんなのお構いなしに、バスはどんどん別方向に登っていき、二山くらい越えて、山の中腹辺りで今度は突然…

「ここで待っててくれる?ちょっとバス停めてくるから…」
とSPICEを降ろして、どこかへ行ってしまったのです!!
はあああああああああ!!自家用車で戻るってどういうこと????
どこまでお気楽なんだフランス人は!!

SPICEは焦りと今度は不安でいっぱいに。
戻ってきた車に乗っても…乗らなくてヒッチハイクしても…

もしかすると消息不明…
もしかすると無事グラース…

という究極の選択に思えました…大げさかも知れませんが…SPICEは人間不信なんでそれくらいの決断でした。
さあ、どうする?乗る乗らない?
(なんかのクイズ番組じゃないんだからさ~と思いつつ)
ファイナル・アンサーは…

乗る!
結局、マットを信じてみよう…ということで自家用車に乗り込みました。

それからさらに2,30分くらいかけてグラースに到着…
ちょっと迷ったけど、香水の調香体験ができるGALIMARD(ガリマール)の工場にも無事たどり着けました。

「僕もこの辺に住んでるんだよねぇ、だから帰る途中に送ってあげようと思って…」
と言うのがマットの説明。こんなことって日本ではありえないですよね?
バスの運転手とそのままドライブなんて!
だってグラースに行くバスじゃないなら「いかない」って言えばいいことですから…
フランス人の謎が一つ増えた出来事でした。

でもこの謎めいた体験で得たものは大きかった!そのことを明日…

でもその前に…調香体験の話

ガリマールは1747年創立のグラースでもっとも古い香水工場だそうです。

かなりの遅刻でしたが、文句を言われることも無く、親切に迎え入れられました。
SPICEを担当してくださったのは、7ヶ国語話せるというスーパー・マダム。どこまで話せるのかは不明ですが、日本語もかなりお上手でした。

どのようにオリジナル香水を作るかと言うと…
調香師に従いながら、目の前に並んだビンの中から自分の好きな香りを選んで調合していきます。

こんなに種類があります!
20070928220835.jpg

左が女性用、右が男性用に分かれています。

その他、トップ、ミドル、ラスト・ノートなど、いろいろに分類されているようです。

まず好きな香りの傾向みたいなものを調べ、
調香師がムエット(香水の香りをかぐ細長い紙)の先につけた香りを確認しながら、(多い時は20本程の中から)三本くらいを選んでいき、それぞれのボトルから5mlや10mlづつフラスコの中に入れて、すべて選んだところで100mlになるようになっています。

…という流れです。

スーパー・マダムに
「ん~、いい香り♪さっぱりしてるね、日本人らしいね」という評価を頂き、完成!

記念に、右の方がスーパー・マダム調香師
20070928220912.jpg

体験後、修了証書を頂きます。(私が持っているものです)

その後1、2ヶ月寝かせて完成なんですが、日本に帰ってきて改めて嗅いだのですが、SPICEの場合あまり気に入らない香りでした…
でもいい思い出になったと言うことで。

因みに一度作ると、レシピが保存されるので、何度でも注文できるようです。

残念なことに、結局時間が遅くなってしまったので、グラースは全く観光できず、すぐに帰ることになってなってしまいしました。

でもとにかくこのグラース行きの日は忘れがたい日となりました。


かなりなが~くなりすみません。


追記:日本にいながら同じ調香体験ができるようになりました!!「ガリマール社」プロデュースのお店が新宿高島屋1F フレグランス・バー内に出来たそうです。調香師になった気分でどうぞ!


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香香(こう)とは、本来、伽羅、沈香、白檀などの天然香木の香りをさす。そこから線香、焼香、抹香、塗香等の香り、またこれらの総称として用いられる。お香、御香ともいう。仏教の発祥地であるインドは多くの香木の産地であり、また酷暑の気候による悪臭を防ぐために、香は 日本の文化を学ぶ。[2007/09/29 15:31]
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